自然と触れ合いながらサステナビリティについて考える「サスティナビリティアクション」を実施しました!!

  • CSR

2023.12.26

2023年11月18日(土)、秋晴れの清々しい晴天の中、東京都東豊田緑地保全地域にて、社員とその家族向けに、サステナビリティ体験イベント「サスティナビリティアクション」を実施いたしました。

東豊田緑地保全地域は東京都日野市のほぼ中心部、日野台地の東南端にある団丘崖の樹林地です。全域がコナラ・クヌギの雑木林に覆われており、崖下部には湧水が湧き出る池があり、様々な水生植物も生育しています。隣接する市の公園と相まって、明るい雑木林を中心とした水と緑に親しめる身近な自然空間です。

当社はサステナビリティ方針の中でも掲げているとおり、経営理念「ビジネストラベル領域を中心に最適なソリューションを提供し、お客様のビジネスを支え、社会に貢献する」に基づいて、社内外での活動を実施しています。

今回は東京都が実施する「東京グリーンシップアクション」のプログラムに参加し、地域の協力団体のご支援のもと、保全地域での活動を通して、身近な自然から環境保全について学び、持続的な社会の実現について考えることを目的として行いました。

午前中の活動

午前中は全員で保全地域エリア内の下草刈り、落木片付け、くい打ち等の作業です!
足腰をつかった体力勝負な作業のため、念入りに準備体操をしてから作業を開始しました。
慣れない鎌を使った作業でしたが、協力団体の皆様が丁寧に扱い方を教えてくれるので、全員めきめきと上達していきます。
大人も子供も一丸となって協力し合い、いい汗をかきながら作業に没頭しました。

昼食休憩

ひと汗かいた後はお待ちかねのランチタイム!

協力団体である森の包括支援センターの皆様のご厚意で、市場に出回らない規格外大豆で作った味噌を使用したあたたかい豚汁をご用意頂きました。

これには一同大喜びです!
疲れた体に染み渡るとともに、フードロスについて考える良いきっかけとなりました。

午後の活動

午後は【工作班、活動班、自然観察班】3つのグループに分かれて作業です!

工作班は子供達を中心に参加をしました。
保全地域に落ちている様々な種類の葉っぱを集めてきて、好きな葉っぱに絵の具を塗り、キャンバス生地のエコバッグにスタンプをしていきます。お子さんそれぞれが創作力と独創性を存分に発揮し、とっても素敵な作品ができました!
(あまりに没頭した結果、手のひらとお洋服も一緒にカラフルに…パパとママは苦笑いです。。)

活動班は午前中の作業の続きです。
既に満身創痍の大人達が体に鞭を打って取り組みます。

その甲斐あって見事に見違えるほどに綺麗になりました!工作班で作業が終わった子供たちが、再び活動班に交じって元気よく下草刈りを始めたのを見て、午前も午後も同じ作業をして少し疲れている大人たちも、笑顔と元気をもらって活動に力が入りました。

自然観察班は、ボランティアの皆さんのガイドのもと、東豊田緑地保全地域周辺を散策していきます。
日野市のシンボル的な公園でもある黒川清流公園には、豊富な湧水や多様な生きものや草花が生息・生育しており、保護柵の設置や雑木林の手入れなど、美しい自然を保つため、地域団体の皆さんによる継続的な管理が行われているそうです。
清流と緑の世界を満喫しながら、豊かな自然を末永く守り、共生していく上での具体的な取組や課題について学びました。

最後には各チームの活動について報告し合い、運営から記念品のプレゼント。

JTBが今年5月食品ロス削減の共創プロジェクト「Sustainable Voyage Project」を始動し、その第一弾として開発した「ロス旅缶」です。こちらは農家から出荷されず、廃棄処分になっていた規格外野菜を利用し、ホテルのシェフがレシピを考案して作った缶詰です。

規格外野菜を「缶詰」の商品として新たに価値をつけることで、食品ロスの削減に貢献していくことを目的としており、商品をとおして、JTBグループが行うサステナビリティの取り組みを知ってもらいました。

参加者の声

💭ボランティアの方々の自然を維持するための活動や熱い思いを聞いて、自然を大切にすることの大変さと重要さを感じました。なぜ今社会で、サステナブルな活動が求められているかを体感でき、とてもいい機会になりました。

💭環境制整備に取り組む地区にて、自身が保全活動に貢献できた事は自身にとってもやりがいに繋がりました。他の地区(自身の住むエリア)でも同じ取組があるのか、調べてみたいと思います。

💭イベントに参加しなければ、正直ここまで環境について考えることはなかったと思います。実際に自分の身体を使って何か行動を起こすことで、真剣に考えるきっかけとなるのだなと思いました。ロス旅缶の配布も食品ロスの事を考えるいいきっかけになりました。

💭お子さまが活躍していて、予想以上に綺麗になって驚きました!

💭想像以上に体力を使う作業でしたが、作業をしながら皆さんとコミュニケーションを取れたり、生き物に触れ合えたりと、普段体験できないことができてとても良かったです。

💭他部署の方と交流できたところが個人的にとても良かったです。
皆さんの経歴や業務、パーソナルなところまで知ることができ、今後業務上だけでなく廊下ですれ違った際などコミュニケ―ションが取りやすくなったと思います。

今回のイベントをとおして、環境保全について体験しながら学ぶとともに、普段の業務では交流のない社員同士が和気あいあいとコミュニケーションをとる機会にもなり、とても意義のあるイベントとなりました。

ご協力頂いた東京都環境公社、 森の包括支援センター、東豊田緑湧会の皆様、誠にありがとうございました!

協力団体

公益財団法人東京都環境公社、 NPO法人森の包括支援センター 、東豊田緑湧会